10月の星空

【夏の大三角】

こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの３つの星をつないで出来る３角形が夏の大三角です。また夏の第３角形から南の空のいて座あたりにかけて見える光の帯が天の川🌌です。

【惑星】

木星　10月の木星は魚座のあたりにいて南東の空に見えます。望遠鏡で見ると木星にはしま模様が見えます。

土星　9月の土星はやぎ座のあたりにいて南の空に見えます。また土星のまわりには「タイタン」をはじめとする衛星（月）も見られます。

【星座】

☆ こと座　頭の真上近くに見える青白い０等星「ベガ」が目印の星座です。ベガは七夕の「おりひめ星」にあたります。

☆　わし座　南の空、天の川🌌をはさんでこと座のベガと反対側にある白い１等星「アルタイル」が目印の星座です。この星が七夕の「ひこ星」にあたります。

☆はくちょう座　頭の真上近くに見える大きな十字と白い１等星「デネブ」が目印の星座です。北の空に見える十字の星の並びなので「北十字」と呼ばれています。このデネブ、ベガ、アルタイルをつないで出来る大きな三角形が「夏の大三角」です。

☆　ぺガスス座　東の空に見える大きな四辺形が目印の星座です。子の四辺形は「秋の四辺形」とも呼ばれ秋の星座を探す目印になります。

☆　カシオペヤ座　北東の空に見えるMの形が目印の星座です。このMの形から北極星を探す事が出来ます。

☆　アンドロメダ座　北東の空に見える秋の四辺形の北東の一角から並ぶ３つの星が目印の星座です。アンドロメダはギリシャ神話に出てくるカシオペヤ王妃の娘です。

☆　ペルセウス座　☆北東の空に、いくつかの星が弓なりに並んで見える星座です。ペルセウス座にある、二つの散開星団がぴったりと寄り添った「二重星団」は、空の暗いところでは肉眼でも見ることができます。　

　

☆　南の魚座　南の空低くに見える白い星です。この星はみなみのうお座の星で、明るさは1.2等です。フォーマルハウトとは『魚の口』という意味です。この星は秋の星座の中で唯一の1等星で、日本では「秋のひとつ星」とか「南のひとつ星」とも呼ばれます。　

　

【明るい星】

☆　ベガ　頭の真上近くに見える青白い星です。この星はこと座の星で明るさは０．０等です。ベガは七夕の「おり姫星」として知られています。

☆　アルタイル　南の空に見える白い星です。この星はわし座の星で明るさは0．8等です。アルタイルは「飛ぶワシ」という意味です。アルタイルは七夕の「ひこ星」にあたります。

☆　デネブ　頭の真上近くに見える白いです。この星ははくちょう座の星で明るさは1．3等です。デネブとは「尾」という意味です。

☆　フォーマルハウト　☆　南の空低くに見える白い星です。この星はみなみのうお座の星で、明るさは1.2等です。フォーマルハウトとは『魚の口』という意味です。 この星は秋の星座の中で唯一の1等星で、日本では「秋のひとつ星」とか「南のひとつ星」とも呼ばれます。地球からの距離は約25光年です。

【ギリシャ神話】

　山羊座　神々がナイル川の辺りでお酒をたしなんでいる時に化物デュポンが襲いかかって来たため神々は急いで動物の姿に変身逃げた。牧神パンは八木の姿に変わって逃げようとししましたがナイル川に飛び込んだ時に下半身だけ魚の姿になってしまいます。その姿をみた大神ぜうすは喜んで山羊座と命名して天に昇らせたのです。